今回の特注依頼は、樹脂成形金型のCLEAR MOLDとしては、過去最大の機構を盛り込んだ複雑なモノでした。
弊社でも〝ホンモノ〟の金型を設計製作しておりますが、、、受注する案件も、ある程度の傾向?というか、得意分野があり、その金型に採用する構造パターンも、ある程度は限定されます。
しかし、CLEAR MOLDの特注案件には、それが全くありません(笑)
お客様の要望を叶えるだけです!!(と、言いたい。。。)
逆に言えば、「こんな構造、やり方もあるんだね~!」と思いっきり勉強しながら設計製作できるところもあるので、弊社にとってもプラスになる事が多い仕事となります。
今回のCLEAR MOLDの特注案件は、まさにそれ!っていう案件でした。
ギャビティ内への冷却(ちょっと分かりにくい画像。。。)
下型を背面からの撮影。
キャビティには、様々な機構が…
①傾斜ピン
②外スライド
③内スライド
これだけの機構を盛り込んだ案件は初めてですし、我々としても(CLEAR MOLDとしての機能)手で動かせる事ができるか?心配でしたが、ご依頼頂いた安弘モールド工業様の協力で無事に完成させることが出来ました。
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